土手に咲く彼岸花、誰かが植えたんだと思いますが、ここには白い彼岸花も咲いてました。周囲には住宅が立ち並び、山奥ではないのが一目瞭然。
「ぺったんはし」 ※位置情報リンク
安倍川の河口近くで合流する丸子川、海まで500mほどといった場所にあるのがこの橋で、天然遡上の状況を見るのに良い場所です。放流はしてないので、ここに居るのは天然遡上100%の鮎だけ。
用事があって近くまで来たので、ついでに橋の上から川面を覗いてみたところ、半端ない数の鮎が盛んにヒラを打ってました。川の半分が鮎で埋め尽くされる感じで、しかもサイズが良くて、大きいのは20cmぐらいから平均で17cmぐらいはあります。
流れが緩く浅いので、上飛ばししたら入れ掛かりしそうです。(笑)
でも、ここで友釣りする人は居ないです。もう河口近く、周囲は住宅街、どう考えても水質が良いとは思えません。ただ鮎がすくすく育つので害のある水質ではないのですが、心情的に釣りをしにくい川です。
オトリの確保には良いかもしれない。だけどどうやって獲ればいいんだろう?(^^;
この川で産卵し産まれた稚魚は、はたして生き残れているのだろうか?産卵の時期によってはまだ海水温が高かったりして、海で全滅なんてことはないだろうか。でも来年も、ここにいる鮎が継承してくれることを願って、気持ち良さそうにヒラを打つのを見て思うのでした。
鮎の習性として、上部には非常に敏感で、橋の欄干から頭を出して覗き込むだけで、鮎はそれに気づいてその場から去ろうとします。気づかれないようにゆっくり覗き込んでも察知されるので、これは釣りの時にも注意が必要ですね。
たとえば、水際が高くなってるようなポイントでは、なるべく姿勢を低く座って釣るとか、川面から離れて釣るなどの配慮が釣果に繋がると思います。
ここでプチ釣果報告。(2017年9月14日木曜日)
友達から鮎を食べたいと頼まれたので、昨日は上流部へ質と見栄えの良い鮎を釣りに行きました。場所は小島で、石色は悪くなかったのですが、瀬を引けども引けども掛からず、うっかり掛かってくれた鮎もバラシ、午前中の2時間は丸ボウズ。ひぇ〜鮎釣りって難しいと痛感しました。
午後は瀬を捨てて、チャラトロっぽいヤル気の湧かないポイントで、仕方なく上に泳がせたら、20cmぐらいの良型が掛かってきました。体高もあってよく肥えた鮎だったので、人にあげるにはもってこいの鮎でした。
でもまぁ1匹釣るのに時間が掛かるので、タバコの本数が増える一方です。試しに瀬をもう1度やってみると、多少掛かりましたがサイズダウン。良型を家族分なんとか確保することは出来たけど、都合8匹と貧家に泣きました。(^^; 今回はお土産目的だったため、写真も撮らず、ブログもこの程度で書き残しておきます。
とうとう彼岸花が咲く時期となり終盤ですね。しかも大型の台風が近づいてきました。もう少し、できれば11月まで(笑)やりたい。